2008年3月9日日曜日

お気楽チョコレート研修

先週木曜日からジョスの実家タルブ近くのパティスリーでショコラの研修をしてます。

ノルウェーに行くまでに1ヶ月という半端な期間が出来てしまい、知り合いに研修を頼んでたのがなかなかうまく見付からず、パリに行って鬱々とした気分(さすがに1月から仕事をしていないと仕事がしたくてたまらない)を取り払って、ジョスの父親が薦めるパティスリーに研修をお願いしたところ、快く受け入れてくれた。灯台もと暗し。

シェフは以前タルブで最も有名でおいしいと評判のパティスリーRoyaltyで兄弟で経営してたけれど、今は独立して、ブーランジュリー・パティスリー、そして本業のショコラトリーをしてるのです。

蛇足ですが、シェフの兄弟は1989年のMOFパティシエです。

シェフもショコラティエとして経験は豊かで日本やアメリカにもショコラのデモンストレーションをしに行っていたそうで。

・・・・・そして今、もうすぐ復活祭!本業がショコラティエであるシェフも普段はパンも作れば、ケーキも作る、売り場にも時には立つし、今すぐ必要ではないショコラの仕事は後回しになってしまうのも当然の事で、復活祭の為にあれもしなきゃ、これもしなきゃ・・・・と少し仕事が遅れ気味だったところに、私が研修を申し込んだのでシェフもラッキー、私も苦手なショコラの仕事が出来るという、いいタイミングで2人は仕事を一緒に出来るのでした。

さて初日、この店のスペシャリテ、パート・ド・マロン(栗のペースト)にラム酒を混ぜて更に栗の形に整えチョコレート掛けをするMarron Bigorreというのがあります。


パートを延ばし、型で抜くという単純作業なものの、その量なんと16kg!!!

一粒約12gなので、1333個。ひたすら抜いて抜いて、抜く。シェフは黙々と形を整える。しかも超早い。

終いには、手に水ぶくれが出来て、また破れたり・・・、久々に「パティスリー」で仕込む「量」に懐かしくもなりました。

まだ・・・というか、もうというのか今日で4日目。朝8時半から午後1時までと短時間にも関わらず、とっても疲れている私。あぁ、こんなんで私はこれから大丈夫か??

ビデオはシェフが復活祭用の卵を作っている所。簡単そうにやってますが、結構コツがいるのですよ。

2 件のコメント:

miyuki さんのコメント...

初めまして。コルシカ島に行きたいなーと思っていたところ、ブログを見させてもらいました。今はまだフランス語の勉強を始めたばかりですが、いつかおいしいレストランに伺わせてもらいます。ほんとに、美味しそうなケーキにはとろけそうです。また、おじゃまさせてもらいます。コルシカ島の写真、素敵です。

kana さんのコメント...

miyukiさん

コメントありがとうございます!コルシカの自然は素晴らしいですよ!公共交通機関が発達していないので、天気が悪いと良さも半減してしまいますが、晴れている時も海の色ったらもう・・・最高です。是非コルシカにいらして下さいね!!