2007年5月7日月曜日

新フランス大統領誕生

今日、20時にフランス大統領選挙開票結果が出ました!



ニコラ・サルコジがこれから5年間、第6期大統領としての任期を務めます。



サルコジ53.3%、セゴレーヌ46.7%、投票率なんと85.3%!!



フランスでも前代未聞の投票率かもしれません。それだけ、国民の注目を引いた今回の選挙、私としては、かなり残念ですが、6月の下院議員によるpremier ministre(首相)の選挙に期待したいです。



パリからの中継放送を見ると、サルコジ支援者、もう大騒ぎです。「こんなにサルコジ派がいたのね~」とちょっとビックリ。セゴレーヌ派は、絶望の色が隠せません、ブーイングの嵐。



第1回投票結果のサルコジ1位通過で、既にパリに路中してあった車が放火されてましたが、大統領と決まってしまった今、これから各地で反サルコジ派による暴動が起きるかもしれませんね。



きっと今の時間帯(現在20時20分)まで、自宅で選挙結果を見守っていた人が大半のはず、ボニファシオでは人っ子一人外にいません。いや、子供がサッカーしてました。



今日、私は夜のサービスは休みなのでこうしてタイムリーに書いているのですが、おそらくレストランには、お客さんはいないだろな~いてもフランス人じゃないな。



私がちょっと心配なのは、ボニファシオで働くセネガル人の人達で、今le voilierではボニファシオの若者を取り仕切る長老が、洗い場の仕事をやってるんですが、中にはビザが無い人もいるんです。



もしくは、兄・弟のビザを使ってるとか・・・まあ、皆顔がコーヒー色で似てるので、ばれないとは思うんだけど、色々審査が入ったりするのかな・・・皆よく働くし、明るくて結構おしゃれで(関係ないが)いい人達なんだけど、いずれ国に帰ることになっちゃうのかな・・・。国に戻って仕事があるのだろうか?

母国での戦争を逃れて、その戦争で兄を失ったトゥールーズのホジーは、大丈夫かな?あれからちゃんとビザが下りたのかな?

同じ移民といえど、私達日本人とは立場が違う。私達は、自分の意思でここにきて、また自分の意思で帰る事が出来、母国はいつも平和で満ちている。例え、フランスで貧乏のどん底で飛行機のチケットを買う現金が無くとも、クレジットカードを使って帰り、日本でバイトでもすれば、問題にもならない。

例え、サルコジが、「日本人の皆さん、母国に帰国しなさい」と言われても、不満こそあれど、生活に困る事などない。仕事は選ばなければ、いくらでもあるのだ。負っている背景が違う。

私に、何が出来る訳でも無く、ただ経過を見守るより他ない。



ところで、これとは全く関係ないですが、私にとって感動の一瞬が今日あって、それはクレマンティーヌの芽が出て来たことなんです!



このクレマンティ二エ、去年の誕生日プレゼントに、ジョスが買ってきてくれたんですが、私達のアパートには全く光が入らず、湿気も多い、クレマンティ二エには最悪の環境だったわけです。



始めの旧市街のアパートから、港沿いに変わってからも環境は変わらず、葉は散ってゆくばかり・・・日本に帰国してた1ヶ月の間、全く木に防寒もしてあげず、ほったらかして帰国後には、見事に枯れきってました。



ただ、幹の部分に青い部分が残ってたので、わずかな希望を託して、毎日様子を見てたのです。肥料もあげて、水は与えすぎないように霧吹きで濡らすだけにして・・・なんてやってたら、出たんです!!


分かりますか!?

←コレ

もう一箇所同じように出てます。



こんな感じで枯れてるんです、今も。

ごめんね、今度はちゃんと面倒みるからね。









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