2007年5月19日土曜日

波乱の1日・サルデーニャ島(その2)

マッダレーナ島に行く際に、勿論船で渡らないと行けないんですが、私は勝手に半島と思い込み、果たして無事に(私の事)島までたどり着けるか不安でした。




けれど、風の向きのおかげ?か、20分の渡航の間、波をほとんど感じる事がなく、うっかり寝てしまったくらい・・・ホッ。

さて、マッダレーナ島に着きましたが、帰りのボニファシオの帰る船が17時発、palauからsanta teresa di gallura港まで、1時間弱と逆さんすると、2時間しかいることが出来ない・・・という事で着いてすぐにレストランを探し、食事をしました。

街の中心地でのショット。









マッダレーナ港。








入ったレストランは、(これがサルデーニャorイタリア式でしょうか?)メニューの一覧が無く、とりあえずそんなにお腹は空いてないということを伝えて、お薦めのアンティパストの各種を持ってきてもらいました。

その料理がこれらです。

タコのマリネ。











鰯の酢漬け、酢大好きな私にはたまりませんでした。







紋甲イカとセロリの和え物。










ムール貝とスキャンピのパン粉焼きに、










見た目たこ焼きみたい、魚のすり身の揚げ物のようですが、もっちりとした食感!










まだ他に2種類ありましたが、どれもあっさりしてておいしく頂きました。
フランスのメニューで私は食べれる物が結構限られるのだけど、少なくともサルデーニャでは私の好みの味ばかりで、それだけでも、私にサルデーニャをお気に入りの土地にさせます。


食後、急いでお薦めの教会にいきましたが、閉まってる・・・15時まで開かないということで、街の中散策。


サルデーニャ島に来てボニファシオと違う所は、家の色が色取り取りな事で、それは決して景観にそぐわないというのでは無く、その中である統一感が生まれてます。これが、フランス北部の方だったら背の高い真っ直ぐな木に真ッ平らな土地で合わないけど、サルデーニャ島が島であることや、変化に富む自然、地中海性気候という言葉が生み出すイメージには、ピッタリしてます。



palauまで来る時もそうだったけど、マッダレーナでも道は整備されてて、広くゆったりしてます。

たった(本来は)45分の渡航の距離なのに、同じ島でも管理する国によってこうも違うものでしょうかね~




マッダレーナを観光し、帰路に向かいます。


余裕を持って、16時半に着き、出航を待ってたんですが、ここでまたハプニング。

出航しない・・・。



しかも、明日でないと出航は無理・・・。



えー!えー!明日仕事なんですけど!てか、コルシカ人観光客乗せたバスとかどうなるの?人事だからいっか!今朝の強風で出航して、なんで帰りは駄目なの!?



私達は、出航すれば必ず帰ってこれるものと信じて疑わなかったけれど、こういう条件の時には自己判断に任されてるのね・・・帰って来れないかもしれないという事を頭に入れておかないと駄目なのか・・・くそ~!


文句言ったって帰れないものは仕方が無い。


ホテル探しです。



寝るだけだから、なるべく安い所を!と探してたら、見つかりました。ツインで50ユーロ、こんな形でサルデーニャのホテルに泊まる事になるなんて・・・ジョスと一緒じゃないし。(悔)


2人とも疲れて20時には寝ました。



次の日、朝8時の出航だけど、場所が無かったら乗れないらしく、朝7時に港へゴー。



昨日の欠航にあぶれた人達が一杯、コルシカへに輸送のトラックも一杯、でしたが、なんとか乗れました。もうバステャンと「良かったね~!!帰れるよ!!」と涙浮かべそうでした。



そんなこんなで、帰りは船酔いせず、着いてそのまま仕事に行きました。



ちょっと予想外の、ちょっと疲れた旅でしたが、収穫も多かった1日、次のサルデーニャ旅行には天気のいい無風の日を選んで、お祭り・イベントを楽しみたいです。

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